ほぼ全ての就活生が受験するであろうテストセンター。
その中でも非言語分野は毎年多くの就活生が苦戦する。
特に私文の方。君は要注意だ。
苦手な方が多い分、差が付きやすい非言語分野。
ここをどう攻略するかで就活の出来は大きく変わってくる。
本記事は以下のような方に向けてのものになっている。
・長らく数学に触れておらず、基礎問題すら不安
・非言語の推論分野が苦手
・非言語で高得点を取りたい
苦手な方はできるだけ早く対策にとりかかろう。
遅くとも夏前には始めておきたい。
では早速非言語の対策を確認していこう!
目次
テストセンターの出来具合の判断指標
まず大前提としてだが、テストセンターの出来は偏差値で判断されている。
サイトによっては9割正答していればどの企業でも通過できるという書き方がある。
これは明らかに間違いだ。
なぜか?
それは人によって問題の難易度が違うから
難しい問題を9割解いた人と簡単な問題を9割解いた人では、評価は違う。
テストセンターでは言語7段階・非言語7段階の合計14段階で測る。
このことは頭にいれておいて欲しい。
ボーダーに関する詳しい解説はコチラをご覧ください。
非言語分野の出題範囲
テストセンター非言語では以下が出題範囲になる。
・推論
・場合の数
・確率
・集合
・速度算
・損益算
・表の読み取り
・資料の読み取り
・長文読み取り
・代金の清算
・料金の割引
・割合の計算
・分割払い
出題範囲は広範囲にわたっている。
速度算など簡単な問題から始まり、推論に進んでいくイメージだ。
この中でも対策すべき分野とそうでない分野がある。
次は重点的に対策すべき範囲を確認していこう。
非言語分野で重点的に対策すべき範囲
非言語分野で重要な分野をランク付けすると以下のようになる。
★★★最重要
・推論
★★かなり重要
・場合の数
・確率
・集合
★重要
・速度算
・損益算
・長文読解
最重要はやはり推論。
推論の出来=非言語の出来と言っても過言ではない。
推論の攻略なくして、高得点なしというのは把握しておこう。
その他の分野は比較的差が付きやすい分野。
テストセンターは基礎的な問題が多いが、上記の分野では応用がよく出題される。
確率、損益算などはかなりの難易度のものも混ざっているので注意が必要。
いよいよ次は対策法に移っていこう。
対策の全体的な流れを以下にまとめたので是非チェックしてほしい。
非言語分野の対策(有名大手企業志望以外向け)
まずは非言語でそれほど高得点を求めていない人向けだ。
有名大手志望以外はいかに問題を取りこぼさないかがカギになる。
つまり苦手分野のない、オールラウンダーである必要がある。
ここでの対策にはSPI対策本を2冊用いる。
まず1冊目は「これが本当のSPIテストセンター3だ!」を用意する。
この本は本番に比べて簡単である。
なのでこの対策本では自分の苦手分野を見つけ、克服しよう。
得意分野は特に問題を解く必要はない。
2冊目は王道だが
「史上最強SPI&テストセンター超実践問題集」を用意しよう。
この本は先ほどのものより難易度が高い。
この本では上記の重要な分野を解けるようにしておこう。
その他の分野を解く必要はない。
1冊目⇒苦手分野の克服
2冊目⇒重要分野のレベル底上げ
上記のようなイメージで対策してほしい。
非言語分野の対策(有名大手企業志望向け)
次は有名大手企業を志望する方。
ここでは上記のことは既に出来ている前提で話を進める。
君たちが対策すべきは推論分野だ。
一番点差がつく分野で、苦手とする人も多い。
だが、大手を目指すうえで推論は避けて通れない。
君たちには上記の本に加えて以下の本で対策してほしい。
本来コンサル志望などが対策に用いる本である。
この本の推論の部分を完璧にしておけば、解けない問題はない。
これが出来るようになれば、筆記試験で足切りをくらうことはまず無い。
テストセンター非言語の攻略方法はコレだ!
最後にテストセンター非言語の攻略について。
非言語は
【推論】
【推論以外】
という認識が必須である。
ここで重要なのは推論にいかに時間を残すかだ。
推論⇒じっくり丁寧に解く
推論以外⇒素早くミスなく解く
を意識しよう。
テストセンター非言語の攻略法まとめ
テストセンターでは言語と非言語を合わせて35分という設定になっている。
言語分野との兼ね合いも大切になってくる。
特に推論に関しては徹底的に対策しよう。
推論⇒じっくり丁寧に解く
推論以外⇒素早くミスなく解く
とにかくこれだけは意識して本番に臨んでほしい。
皆さんがいい結果を出せることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!