ほぼすべての就活生が受験するであろうテストセンター。
言語分野は平均正答率が高く、差がつきにくい分野だ。
今回はそんな言語分野の対策方法を解説していく。
基本的に言語分野は対策に長期間を要する。
他サイトでは
・様々なテーマの長文を読もう
・熟語の成り立ちについて日頃から考えよう
・国語辞典で分からない単語は調べよう
等と書かれていますが、これは当たり前。
読者の皆さんも言われなくても分かっているはず。
そこで本記事では最短で高得点を取る方法をお伝えする。
あくまでテストセンター慣れ狙いで、言語力の伸びを目的としたものではない。
本記事は以下のような方に向けてのものです。
・楽に言語で高得点が取りたい
・高得点を取る最短の方法が知りたい
・長文を日頃から読むのは無理
では早速見ていこう!
目次
テストセンターの出来具合の判断指標
まず大前提としてだが、テストセンターの出来は偏差値で判断されている。
サイトによっては9割正答していればどの企業でも通過できるという書き方がある。
これは明らかに間違いだ。
なぜか?
それは人によって問題の難易度が違うから
難しい問題を9割解いた人と簡単な問題を9割解いた人では、評価は違う。
テストセンターでは言語7段階・非言語7段階の合計14段階で測る。
このことは頭にいれておいて欲しい。
ボーダーに関する詳しい解説はコチラをご覧ください。
テストセンター言語分野の出題範囲
テストセンター言語では以下が出題範囲となる。
・語句の意味
・二語の関係
・語句の用法
・文の並び替え
・空欄補充
・文節の並び替え
・長文読解
意外に狭い範囲であることが見て取れる。
基本的に語句などの簡単な問題から始まって、長文読解に進んでいくイメージだ。
この中でも対策すべき分野とそうでない分野がある。
次は重点的に対策すべき出題範囲を見ていこう。
テストセンター言語分野で重点的に対策すべき範囲
言語分野で重点的に対策すべき範囲は3つだけ。
・語句の意味(語彙)
・二語の関係(語彙)
・長文読解
この3つだ。
上記2つは出題数が多い分野。
この分野での高得点が全体の高得点につながる。
また、知識分野なので最も対策によって伸びやすい。
長文読解は高得点をとるうえで欠かせない分野。
対策をしても点数が伸びにくい分野。
しかし、最も差が付きやすい分野なので要対策。
いよいよ次は対策方法に移っていこう。
対策の全体的な流れを以下にまとめたので是非チェックしてほしい。
語彙関連の対策はアプリで!
語彙関連の対策はSPI対策アプリを使おう。
使いやすいのは「Study Pro」(無料)だ。
勉強する範囲は
「二語の関係」「語句の意味」だけで大丈夫。
語彙関連で大事なのはどれだけ反復するかということ。
通学などのスキマ時間に反復しよう。
これが完璧になったら有料版を購入してみてもいいかもしれない。
語彙関連に関してはむやみに問題集に手を出さないように!
必要な語彙は限られているし、全てを覚えようとすると必ず失敗する。
長文読解の対策はSPI対策本で!
続いては長文読解の対策。
コチラは本で対策を行う。
アプリを使わないのは形式に慣れるためだ。
SPI対策本のおすすめは王道だが
「史上最強SPI&テストセンター超実践問題集」だ。
この問題集は非言語でも使用するので是非購入しておきたい。
この本では長文読解のみを解く。
長文読解の能力を上げるというより、形式に慣れるのが目的。
難易度は高めなので、出来なくても落ち込む必要はない。
この2つの対策によって6~7割は解けるようになっているはず。
あとはテストセンターを何回も受けて、分からなかった問題をリストアップしておくと良い。
テストセンター言語の攻略方法はコレだ!
最後にテストセンター言語の攻略方法について。
言語分野は大きく
【知らないと解けない問題】
【知らなくても解ける問題】
に分かれる。
上記の出題範囲で言うと
知らないと解けない問題
・語句の意味
・二語の関係
・語句の用法
知らなくても解ける問題
・文の並び替え
・空欄補充
・文節の並び替え
・長文読解
となる。
ここで重要なのは「知らなくても解ける問題」にいかに時間を残すかだ。
知らないと解けない問題は即答できるようにしておこう。
即答かつ8割程度の正解率であれば余裕をもって長文読解に挑める。
知らないと解けない問題→素早く解答
知らなくても解ける問題→じっくり解答
を意識しよう。
テストセンター言語攻略法まとめ
テストセンターでは言語と非言語を合わせて35分という設定になっている。
比較的簡単な言語分野で時間を稼ぐのが高得点のセオリーだ。
特に語彙問題に関しては徹底して対策しよう。
知らないと解けない問題→素早く解答
知らなくても解ける問題→じっくり解答
とにかくこれだけは意識して本番に臨んでほしい。
皆さんがいい結果を出せることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!