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内定辞退の呼び出し拒否すると損害賠償請求されるって本当ですか?

どんなに多くの企業から内定を得ても就職できるのは一社だけ。

複数内定を獲得した就活生は企業に断りの旨を伝える必要があります。

内定辞退

これは多くの就活生の悩みの種です。

「丁寧に断りの旨を伝えたにも関わらず呼び出しを食らってしまった」

「内定辞退で損害を請求されるの?」

「脅迫が怖いから出来れば呼び出しに応じたくない」

悩みを抱えている方も多いはず。

出来ることなら穏便にことを済ませたいですよね?

今回は内定辞退で呼び出しを食らった場合の話について説明していきますよ!

内定辞退をする学生は少なくない

そもそもの話ですが、内定辞退をする学生はあなただけではありません。

皆さん就活生1人当たりの平均内定獲得数をご存知ですか?

なんと一人当たり2.5社です。

この売り手市場においては複数内定を持っている方は少なくありません。

2.5社というと大体一人当たり1~2社程度は内定辞退を経験していることになります。

もちろん全員が内定辞退を経験しているわけではないですが、それほど珍しいこともないことがお分かりいただけると思います。

ただこの状況は企業も認知しています。

内定辞退を考慮した上で就活生を採用しています。

そのため必要以上に内定辞退を恐れる必要はないと言えます。

 

内定辞退の呼び出し理由は説得

内定辞退をすると会社側から呼び出しされる場合があります。
多くの場合本社など会社の施設に呼び出されます。

ただここで覚えておいていただきたいのは呼び出しの目的はあくまで説得だということです。

先述のように企業側も学生からある程度辞退されることは採用段階で織り込み済みです。

そのうえで優秀なあなたに辞退されることが問題なのです。

会社側もなんとかしてあなたに入社して欲しいと考えています。

そのため普通の企業であれば内定辞退をやめるように説得しようと試みます。

内定辞退で呼び出されたあなたは企業から優秀だと認められています。

呼び出されたと怯えるのではなく、自分に自信を持ちましょう。

 

内定辞退への仕打ちには覚悟しろ

先ほど「普通の企業は」とあえて限定しました。

つまり中には内定辞退への仕打ちを行う企業もあるということです。

みなさんも少なからず聞いたことがあるのではないでしょうか?

これは正当な手段といよりただの腹いせです。

先輩達があった理不尽な仕打ちをピックアップしてみました。

内定辞退に対する嫌がらせはこのようにたくさんあります。

コーヒーをぶっかけられたなんて話は「まああり得るか」くらいに考えていましたが、カレーは…

ちょっと想像を絶します。

最後のくら寿司なんかは逆に会社側から内定辞退を迫られるケースですね。

実質、内定取り消しです。

内定辞退に関するエピソードは尽きませんね…

あくまでこういう可能性があるという程度なので、頭の片隅に入れておきましょう。

 

内定辞退の呼び出しは拒否しても問題なし


こんなエピソードを見たらもちろん呼び出しに行きたくなくなりますよね?

「内定辞退後に呼び出されても行きたくない!無視しても大丈夫なの?」

と思う方も多いでしょう。

 

結論を申し上げると

全く問題ありません。

 

会社側には内々定を持っている学生を拘束する権利はありません。

法律上でも、学生側から申し出れば契約は解消されることになります。

申し出の際は基本的には電話が好ましいのですが、メールでも構いません。

企業側から
「メールなんて非常識じゃないか!」

「辞退の理由を教えてください」

なんてことを言われる可能性もありますが、どちらにも応じなくて大丈夫です。

メールで問題ありませんし、「理由については伏せさせていただきます」と説明すれば事足ります。

法律上は企業も学生も対等な契約関係にあるので下手に出る必要はありません。

企業側からどんなことを言われても堂々と対応しましょう!

 

内定辞退で損害賠償に至るケースはほとんどない

内定辞退による損害賠償

これは正直就活生が一番気になるポイントでしょう。

「お前の採用のためにいくら金をかけたと思ってる。もし内定を辞退するのであればお前に損害賠償請求をする。」

「内定を承諾したのに辞退するのは契約違反だ」

飲食系など人手の確保が難しい業界で良く用いられる卑劣な言い草です。

学生のほとんどは法律なんて勉強していませんから、こんなセリフを聞くと

「辞退はやめておこう」

と思いとどまってしまいますよね?

皆さん安心してください

内定辞退で損害賠償に発展するケースはほとんどありません。

 

それはなぜか?

単純に損害賠償の裁判を起こす方が企業にとってコストがかかるからです。

1000万円かけて100万円の賠償金を獲得しても仕方ないですよね?

これが損害賠償まで発展するのが珍しい理由です。

ただ先ほど”ほとんど”と言ったのは、完全にゼロというわけではないんです。

内定辞退の方法がよっぼど悪質だったりする場合は損害賠償請求されてもおかしくないので注意してくださいね!

 

内定辞退は誠意をもって臨もう

就活生の最後の壁、内定辞退

説明のように法律上はなんの問題もありません。

しかし、就活生の採用に企業が膨大なコストをかけていることも事実です。

就職後に辞退した企業が取引先でも困らないくらいの対応をしましょう。

内定辞退の際には誠意をもって企業に接してくださいね!

皆さんはその企業から優秀人材としてお墨付きをもらっているということをお忘れなく。

悔いなきよう就職活動をやりきってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。